嶺方峠 アルプスビューライド
これだけあちこち行ってるのにわりと近い嶺方峠は行ったことなかった。
アルプスの雪山望めるこの時期を逃したらまた来年になってしまうので、天候が良い今日しかないと言う強迫観念の元、仕事でかなり疲れている体を推して行ってきた。
デポは小川村の道の駅中条。
近くには道の駅おがわも候補だったが行ってみると駐車場が狭いので自粛。
中条はそこそこ広く常に空いてそうだったので隅っこの方に置かせて貰った。
当然だが置きっぱなしが迷惑になりそうなら別の場所も候補として考えてはいる。
いつものことだが入念な下調べはデポ地だけ。
ルートは大雑把なコースはをルートラボで引いて、現地に行ってその場で決めることが多い。
とりあえず新鮮味が無くなるのでコースの下調べは最低限しかしない主義。
最低限とは通行できるかってこと。
他人のブログさえも行く前には殆ど見ないようにしている。
という事で前置き長くなったけど、今回は道の駅中条からスタート。
スタートから雪の立山連峰の頭が見えていて気分は上がる。
小川村役から小川アルプスラインに入る。
名前の通りアルプスが美しく望める。
こんないいロケーションのわりにあまり車も通らない。
みんな桜見に行ってるのか?
途中の展望台。
登りは淡々と続くが5、6パーセントのロードバイクには心地いい斜度である。
けっこうだらだら長く登りは続く。
頂上には小川天文台がある。
ドラマ白線流しのロケ地になった場所である。
実はここはもう一つの目的地。
もう20年前のドラマだけどハマってたんでここに来ただけでもちょっと感動。
しかも思わぬサプライズでここは360度の絶景だった。
ここが絶景ポイントなんて今まで知らなかったったし多分みんな知らなんだろうな。
自転車はもちろん車でも天文台までスロープで登れる。
特に通過禁止とか書いてないし。
ここから国道406まで一気に下り。
406は国道と言うより狭くて荒れていて県道林道な雰囲気、車は殆ど走っていない。
長野駅から白馬へ行くにはこの道が地図上最短だが、険しく細い山道なのでみんな小川村からオリンピックで整備された県道35を使うのだろう。
この道はアルプスラインと違って展望は全くなく淡々と登るだけである。
アルプスラインより斜度は緩い。
そしていよいよあの赤い鉄のトンネルが見えたてきた。
短いトンネル。
光のその先には後立山連峰が目前に飛び込んでくる。
真っ白な雪を讃えた北アルプスの山々、
息を飲む美しさとはこの事か。
今年はこの時期いつもより雪が多いらしい。
ほんといいタイミングで来れた。
峠から白馬までアルプスの景色眺めながらの下りも素晴らしい。
下りは飛ばしてるんで写真無し。
白馬に下りてからと山々の美しい景色とともに走る。
いや、こんないい場所だとは今までなんで気がつかなかったのか。
マイベストサイクリングコースの上位に入ると思う。
南下して青木湖と木崎湖を通過。
湖はあまり景観は今ひとつかなあ。
この辺で15時過ぎてしまってのでデパ地まで戻ることにする。
木崎湖から少し山道のぼったら、後は小川村まで下り基調だったのであっという間に戻ってしまった。
アルプスの雪景色のせいで5割増しくらいいいとこだと思えた気がするけど、暖かい季節でもそれはそれなりにいいコースな気がする。
同じコースは二度と走らない主義だけどここはリピートありかなあ。
老後にでも。笑