丹後半島サイクリング 京都府
日本三景、天の橋立って自転車通行できるんだ。
ってな事で興味を持った丹後半島。
今回の予定に組み込むことにした。
コースはとりあえず丹後半島一周。
ほんとネットでなんでもわかってしまうんだけど走った時の感動が薄れるのでいつものごとく下調べは天の橋立と伊根の舟屋くらいしの予備知識しか無し。
デポ地だけはしっかり決めておかないと時間のロスになるので予定しいた与謝野町の阿蘇シーサイドパークへ。
公園も駐車場は広く空いていてオーシャンビューだし道路から少し離れてるので静かだし最高のロケーション。
こんな広い駐車場なのにほぼ停まってる車が無い。
駐車場はら程なく天の橋立に到着。
早朝で人のいない瞬間に写真を撮ったけどこの周辺は観光客だらけ。
天の橋立。
砂州ってどんな感じなんだか想像つかなかったけど固く押し固められた未舗装路となんら変わらない。
こんな美しい地形が自然に出来たら、そりゃ昔の人は神かがってると思うだろう。
周辺の海辺は人工的に護岸工事されててちょっと残念。
まあ現代は自然より安全なんで仕方ないのかな。
天の橋立を上から観れるとこあるのかな?と検索したら弁天山展望台ってのが見つかったので行ってみることに。
3キロくらい登るのかなくらいの軽く思ってたら超激坂。
多分今までの山道で最高級部類の激坂。
蛇行しないとフロントが浮き上がるくらいなんで25%とか部分的にはあったと思う。
でも距離は短いから頑張って足付かないで登り切る。
ここがいちおう無料区間の山頂。
ここから先も少し登れるけどお寺の敷地で有料になる。
料金所があっておっさんに凄く無愛想にこの先行くなら五百円ねと言われる。
自転車も車と同じ料金取るのかよ!
少し歩けば無料の展望台まで行けたけど、ビンディングで歩く気も失せて下る事にする。
激坂でスタートからかなり体力と時間を使ってしまう。
本来の目的、丹後半島北上を始める。
いくつもの半島を走ったけどやっぱり海沿いの道は気分がいい。
山道のようになんか不安になることがないので気分が上がる。
今日もクソ暑い。
看板に丹後半島最期のスーパーマーケットって書いてあったスーパーで補給。
さらに北上していくと集落が独特の雰囲気を醸し出すようになる。
舟屋でなくても海に面して建てられている民家。
景観は美しいけど海が荒れると大変そうな気がするけど大丈夫なんだろうか?
日本の他では見られない風景。
伊根にある酒蔵。
歴史があるのか近代に出来た店なのか、観光客がたくさんいた。
日本酒アイスがあったので食す。
伊根の舟屋
ほんと美しい風景。
でも護岸は現代の技術でしっかり工事されている。
舟屋は普通に住人が生活している。
多分景観維持のため色々規制されてるんだろう。
観光客が押し寄せてくるのも我慢しなければならないし住んでる人も大変かもね。
山の上には道の駅舟屋の里があって舟屋の景色を一望できる。
でも舟屋も道の駅は大混雑だったので車の人は大変そう。
いやほんと美しい場所だ。
色んな観光地見たけどここは一生に一度は見ておく場所じゃないかと思えた。
伊根の舟屋を後にして半島先端の方に向かう。
伊根は観光客だらけで混んでいて飯を食う雰囲気じゃなかったのでお腹が空いてしまった。
農協のスーパーがあったのでなんか食べ物買おうかと思ったが、レジのおばちゃんに、ご飯食べられるところは無いかと聞くと、浦島神社のところにイタリアがあると教えてくれた。
浦嶋神社とは、あの浦島太郎の伝説が伝わる場所らしい。
浦島館という観光スポットまで作られてる。
しかし海なのにイタリアンかよって思いつつ...
中に入ると行ってみたら自転車ラックがある。
そして店に入ると自転車ですか!整備するスペースもありますよ、ゆっくりしたいってくださいと言われた。
まさかこんなところに自転車ウエルカムの飲食店があるとは。
へしこ(鯖のアンチョビみたいなもの)のパスタを注文。
久々に食べたプロが作るパスタって感じの味!
美味しい。
まさかこんな場所でこんな美味しいパスタ食えるとは。
お店の外では暑すぎて秋田犬のオト(乙姫のオトらしい)がぐったり。
最近作られたのか綺麗な浦島太郎オブジェ。
でも観光客殆どいない。
舟屋以外でも海沿いの景色は素晴らしい。
ずっとこんな感じの景色。
ほんと今まで行った海沿いサイクリングでは最高だと思える。
道の駅てんきてんき丹後でソフトクリーム。
暑いから食べたくなる。
道の駅からは時間も無くなってきたので内陸走ってデポ地へ到着。
誰もいないことをいいことに水道でまたボトルに水を入れて頭から被った。
夏のサイクリングは日帰りで温泉より水被った方が気持ちいい!
いや走った走った。
バーテープが擦り切れた。
近所の居酒屋行ったら満員で入れず。
スーパーで買い出し。
公園で海を見ながらおつかれビール!
平成最後の夏休み。
なかなか充実した遠征サイクリングだった。