福生通信

自転車であちこちに行った備忘録

ヤビツ峠

東京の自転車乗りにはヒルクライムで名の知れているヤビツ峠。まだ行ったことがないので今日は行ってみることにする。プロアトラスでルート検索すると多摩川関戸橋→橋本駅→小倉橋→宮ヶ瀬湖ヤビツ峠になるので、一人ならばそのコースになっただろうが、今回の同行者が道に詳しいので小倉橋から半原越と唐沢林道を通って行く事にする。
先週と同じような曇りで気温は低く走りと言うことでは条件はいい。ただ山の景色は拝めないだろう。今回は3人。朝八時に関戸橋スタート。
野猿街道を小倉橋に向かう。野猿街道は広いのに信号で止まる事が多くあまり走りやすいとは言えなかった。小倉橋手前のコンビニで補給を済まし小倉橋を渡る。初めて来たが大きな橋だった。それから先の道は結構アップダウンを繰り返す。あまり無理するとヤビツ着く前に足が終わってしまうのでは無いかと危惧してしまう。
半原越の林道に入る。激坂ではないが結構な登りが続く。二人はどんどん登って行ってしまい霧で見えなくなってしまう。登るほどに霧が濃くなる。
半原越を下ると今度は車両通行止めで地図にも載っていない唐沢林道。ロードで走るんだから舗装はされているが、車が通らないので、崩れた岩や小石や枝などが道路に散乱している。ここもそれほどキツくはないがそこそこの峠越えになる。頂上付近でMTBが下ってきて挨拶をする。するとすぐにMTBが戻ってきて、先のトンネルが真っ暗でしかも霧で何も見えないので恐くて戻って来たと言う。こっちは三人でライトも持っていたので一緒にトンネル越えをすることに。
自分は前の二人がライト点いてるのでサドルバッグに入ってる自分のは出さないでトンネルに入って行った。なるほど真っ暗でこれでは自分も一人でライトが無かったら恐くて通れないだろう。1/4くらい進むとほんとに真っ暗で足下も全く見えなくなり走っていられなくなる。これじゃ石でも落ちていたら乗り上げて転倒してしまうかもと思い、止まって自分のライトを出して点ける。キャットアイのLD-100と言うLED2個のフラッシングライトなんだけど、こんなんでも足下が見えるようになる。無事トンネル越えをする。
下り切ったところに橋がありバンジージャンプが出来そうなくらい深い谷になっていた。ここからヤビツ峠までは残り7.5km。登り始める。一般に言うところの裏ヤビツなのでそれほど急では無い。順調に登って頂上手前1.5kmくらいの所に湧水があって一度止まって水を飲む。頂上までもう少し、霧の中をスパートして登り切る。初ヤビツはあっけなく終わってしまった。
帰りは宮ヶ瀬湖はで一気に下る。そのままどこにも止まらずに小倉橋を超えて相川のコンビニまで一気に行く。その後ラッテに寄ってアイスクリームを食べて帰路に着く。
多摩センターあたりから少し雨が降って来たがそれほど強くなかった。同行者と別れて東京競馬場あたりで本降りになる。ロードバイクで本降りの中を走るのは初めてだった。小金井街道が、かなり混んでいて雨の路肩を走るのが恐かった。
今回も最後まで足は回って、いい走りができた。だんだん長距離に慣れてきたのかな?
走行距離152km、所要時間9時間30分、消費カロリー2900kcal、獲得標高1375m
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