福生通信

自転車であちこちに行った備忘録

箱根

箱根湯本〜大湧谷(国道1号線)〜芦ノ湖畔〜箱根旧道〜箱根湯本
前日飲み会で帰りが遅くなってしまったが、がんばって5時起きして車で箱根まで行ってヒルクライムすることにした。
自宅は東久留米市なのでレジャーで湘南とか箱根とか行くと、いつも渋滞のゴールデンタイムに行き来するためか、すごく遠いイメージがあったが、3月に早朝に湯河原まで行ったら1時間半かからなかったので、実は空いていれば高速道路を飛ばしていけるので時間的には近いことが判明した。
5時少し過ぎに家を出たら今にも雨が降り出しそうな感じだった。新青梅街道に出るところで、やっぱり止めようと思い自宅に向かいながらとりあえずコンビニに寄った。空を見上げたら部分的に青空が出ていたのでやっぱり決行。
5時20分に出発。この時間だと環状八号線はもう混み始めていた。東名高速、小田原厚着道路はノンストップで走って箱根で降りる。この時点で1時間40分だから、まあまあ早く着いた。降りてすぐに生命の科学館ってのがあるので、そこの駐車場に停められるかと思っていたが、開園時間以外は駐車場閉鎖されていた。仕方が無くうろうろしたら川沿いの空き地置いておけば大丈夫そうだったので、そこに停めて準備をする。空は晴れていた。
7時半くらいに国道1号線を標高1000メートルの大湧谷に向けて走り出す。
車がとても多い。地元ナンバーで一人で乗っている人が多いのでちょうど通勤時間なのだろうか。
湯本の町並みを過ぎてから、ちょうどいいくらいの斜度の登りが続く。横を流れる川。時折聞こえる登山電車の音。箱根らしい雰囲気がする。ランドナーの人が自転車を押して登っていた。大した斜度じゃないんだが、自転車が重いのか、何日も走って疲れているのか。一人なので全然無理のないマイペースなのでサイクリング気分で登る。
巨大温泉「ユネッサ」まで来る。まだ箱根小涌園って言っていた頃に一度来た事あるが、内部は本当に巨大だった覚えがある。そのあたりがちょっとだけ斜度がキツくなるがそれも長く続かず、また5~6%程度の登りが続く。森林に囲まれた道に入ると、蜩(ひぐらし)の鳴き声が3Dサラウンドのように響き渡る。のこり標高200メートルくらい。ここまで来ると車も通らなくなってきた。風は涼しくなってきたが湿度が高いせいか汗はしたたち落ちている。順調に登り切りわりとあっけなく大湧谷に着いた。所要時間は1時間半くらいだろうか。
せっかくなので黒卵食べようと思い売店に言ったら6個ワンパックしか無いと言われる。さすがにひとりで6個も食えないので止めておく。帰る頃にはバスの団体が来て一気に観光客が押し寄せて来た。
戻りは箱根旧道で帰る予定。芦ノ湖湖畔まで出る。GPSの地図を見ていたら芦ノ湖一周してみようかと思い左周りで走り出す。すると道は芦ノ湖スカイラインになってしまい、そこは自転車通行禁止だった。GPSには湖畔沿いの道が表示されていたので一般道があるのかと思ったが、実際行ってみると未舗装で遊歩道のようだった。
仕方が無いので箱根旧道に戻ることに。途中でそばを食べる。箱根は一級の観光地なので店はいくらでもあって補給には困らない。
箱根旧道を下る。お玉ヶ池とか茶屋とか車やオートバイで来た時に良く見た景色だった。順調に下っていたらGPSからカタカタ音がする。止まって確認するとハンドルマウントが割れていた。つくづくダメダメなマウントである。仕方がないのでGPSをジャージのポケットに入れて走り出す。
走行距離44km、ほんとにサイクリング程度の走りだった。