福生通信

自転車であちこちに行った備忘録

江ノ島

自宅 - 関戸橋 - 多摩川CR - 六郷 - R15 - 関内 - 北鎌倉 - 由比ヶ浜 - R134- 江の島 - R467 - 藤沢 - 境川CR - 尾根緑道 - 尾根幹線 - 是政橋 - 自宅
コース地図
江ノ島は東京から近くて遠い。車で行くと渋滞が激しいからだ。しかし東京からはやはりお手軽な海であり、湘南と言う場所の独特の風情も好きで、オートバイや車では数えきれないほど足を運んでいる。
自転車でそこそこ長距離走れるようになった時に、自走で行ってみたい目的地としての候補には前からなっていた。
今回知人に案内してもらうことになり行って来た。
GPSには関戸橋から江ノ島までの直線距離は39kmと表示されている。直線だと驚くほど近い。多摩川下流に向かって走り出す。下流に行くのは初めてだった。サイクリングロードはすれ違いもやっとなくらいに幅が狭くなり、抜く時は「抜きます」声を出して言わないと危険なくらいだった。秋晴れと言うよりも残暑のような気候で下流の先には入道雲が見えていた。
R1まで行き一般道でR15に向かう。この区間はトラックやダンプが多く、空気が悪いのが明らかにわかる。やはり自転車は呼吸が激しいので敏感に察知するのだろうか。
R15を走る。信号のゴーストップが非常に多く走り難い。みなとみらいあたりから、横浜らしい雰囲気になる。関内を抜けてコンビニで補給。横浜来たんだから赤レンガ倉庫あたりのオープンカフェでサンドイッチでも食べるのもいいかもしれない。
関内から鎌倉までも交通量の多い片道一車線の一般道。鎌倉まで4kmの表示のあたりから、緑が多くなりはじめ、雰囲気がだんだん鎌倉っぽくなってくる。寺院とか観光客目当ての店が、なんとなく京都に似ている気がする。
鶴岡八幡宮の広大な敷地。観光客がたくさんいる鎌倉駅前を抜けると、正面に海が開けた。
由比ケ浜から海沿いのR134を走る。吹きさらしなので風が強いが、真っ青な空と海を見ながら走るのは気持ちがいい。
真夏の海水浴シーズンは終わったのでR134はそれほど渋滞していなかった。
車やオートバイでは何十回と走ったであろう、稲村ケ崎、七里ケ浜、鎌倉高校前を初めて自転車で走る。
そして江ノ島に到着。いちばん奥にある、灯台の所まで行く。
灯台のところに来たのは何年ぶりだろうか。昔は、ただの防波堤と突端に小さな灯台と駐車場があるだけだった。防波堤によじ登って海を見た覚えがある。
今では防波堤の上はすっかり整備されてバリアフリーのスロープもあり、自転車も乗って上がれる。灯台のところはウッドデッキになっていて江ノ島相模湾がパノラマで展望出来るスイートスポットに様変わりしていた。いるのは釣り人ばかりだったが。
帰り道は藤沢橋から境川CRに入る。道はそこそこ奇麗で人も少ないのだが、道路と交差する橋のたびにストップしなければならない。疲れた体にはスタートのたびに体力が奪われて行く気がする。
このあたりで100kmを超えて、ロングランが苦手な自分はだんだん足が回らなくなってくる。
少しペースを落としてもらう。
町田少し先から相模原の高台にある尾根緑道に入る。軽い登り下りを繰り返す。行きに比べたら全体的に走りやすいが疲れた体に応える。
そこを3kmくらい走ると尾根幹線で多摩川の是政橋までほとんど一直線だ。
途中、あまりにも疲れて眠気を感じたので公園で少し休む。
帰りはなるべく真っ直ぐに進むコースだったので近く感じた。
もっとしっかり走れるように体力を付けて、江ノ島なんか散歩程度に行けるようにしたい。

走行距離156km 消費カロリー3120ckal