福生通信

自転車であちこちに行った備忘録

白銀林道

湯河原から椿ラインを9kmほど登ると平安時代に戦いに敗れた武士7人が身を潜めたと言う伝説の洞窟がある。
しとどの窟と言われるその場所から短いトンネルを抜けると林道白銀線は始まる。
初夏の日差しと、5月の少し冷たい風を感じながら未舗装の林道を下る。
小さな川まで下りは続くが、そこを過ぎると標高400m前後をアップダウンしながら湯河原町の山中をクネクネと走って行く。
真鶴町との境界にさしかかると視界は開けて海が見える。よく晴れている今日は水平線で空と海が霞んで交わるコントラストが美しい。
真鶴町相模湾を一望出来る場所は、さつきの郷と言う公園になっている。名前の通りに6月になればさつきが満開になるようだ。
後半は真鶴町の山の中を走る、ちょうど海とターンパイクの間を走る感じである。ターンパイクの上を橋で渡り、箱根新道の下をくぐると旧東海道に出て林道は終わりとなる。
スタートゴールの小田原からは65km、林道区間は約27km。

自宅→登戸から輪行で小田原→白銀林道→小田原から輪行で登戸→自宅
走行距離107km