福生通信

自転車であちこちに行った備忘録

ビアンキなイタ飯

自由が丘の駅に降り立つのは生まれて初めてである。
なんとなく自由が丘と言えばオシャレなイメージがあったのだが、こじんまりとした古い駅舎で周辺を見た限りおしゃれな感じはしない。
待ち合わせ時間より少し早く着いたので街を歩いてみる。
さすがに都会らしいあか抜けた店が多いのだが、昔からあるような店もちらほらと見かける。あの有名な亀屋万年堂もある。
しかし道や町並みといい、ほんとに乱雑で、いったいどんな理由でこんな街が出来上がったのか不思議でもある。
ネームバリューからして、深く知ればきっと魅力のある街なのだろうが、少し歩いたくらいではよくわからない街と言った印象だった。

http://www13.plala.or.jp/bianchi/:TITLE=ラ・ガレリア ビアンキは少し繁華街から外れ線路沿いにある。
店頭のイーゼルにメニューとビアンキのジャージがディスプレイしてあった。
店内は想像していたよりも遥かに狭かった。最大収容人数は12人だ。すでに自分達4人の場所以外は埋まっていた。
テーブルクロスがチェレステだった。出てきたメニューの表紙もチェレステだった。
店内にはさりげなく自転車パーツなどが飾ってあるが、チャリヲタっぽい雰囲気はない。
壁一面のガラスドアごしに二台のビアンキ置いてあるのが見えた。
メニューをみても何にしていいのかわからないので、同行者におまかせで注文してもらう。
前菜、パスタ、肉料理など。
味について微妙なことがわからないが、美味しかったことは確かである。
特に牛の頬肉のなんとか(酔って覚えてない)はすごく美味しかった。
パンも自家製焼きたてですごく美味しく何回もおかわりして食べた。
ビール飲んでワイン4本空けて宴もたけなわとなる。
隣の席は家族3人で誕生日祝いのお食事っぽかった。きっと騒がしかっただろう。
イタリア人の食事はかなりやかましいと言う話なので、イタリアンな雰囲気だと解釈してもらうことにしよう。
店を出た時は出来上がっていて、置いてあった自転車を見るのことも忘れてしまった。
今度はお酒もほどほどにもう少し落ち着いて味わって食べに行きたいと思う。