蔵王エコーライン 宮城県側 サイクリング
2014年に山形県側からは登ったことあったのだがその時は霧がすごく視界ゼロでどこを走っているのかもわからない状態だった。
http://yousendmelove.hatenablog.com/entry/20140812/p1
という事でリベンジを含めて今度は宮城県側から登ってみることにした。
東京は雨だが宮城県は晴れの天気予報という絶好の機会。
仕事を終えて蔵王に向かう。
高速はトイレに寄ったくらいでほぼノンストップ。
高速は0時過ぎに降りるタイミングで深夜割引。
あらかじめ情報を得ていた遠刈田温泉の町営駐車場に真っ暗な山道を走って到着した。
標高330メートルなのにあまり涼しくないけど車内に虫除け撒いて窓全開で寝てしまう。
翌朝起きると曇っていた。
とりあえずコンビニで朝飯食って遠刈田温泉を少し見物。
山は神聖なもの、入山口に鳥居がある。
しかし朝から蒸し暑い。
高原のはずなのに全然涼しくない。
斜度は緩くダラダラ登る感じ。
しばらく登ると晴れてきた。
どうやら雲を超えたようだ
下には雲海が広がる。
登ってくる時もかなり車が多かったが、お釜に向かう有料道路の手前から大渋滞。
前回の三峰神社と同じで頂上の駐車場のキャパが無いので詰まっている。
この先5キロくらいあるのに全然動いてない。
お父さん大変だなあ。
自転車は有料道路走れないのでリフトへ
せっかくだから釜見物することに。
リフトから降りると予想外に長距離歩かされてロードシューズにクリートカバーだったので大変。
確かにお釜は絶景だったので。
でも一生で1回見ればいいかな。
もう歩くの無理なんでお釜に見たらすぐリターン。
頂上行でなんか食えるだろうと食べ物持って来なかったんだけど頂上には食うとこ何も無し。
リフトの小屋で玉こんにゃく食ったけどコンニャクじゃカロリー無しもんね。
頂上で会ったサイクラーと話してたら山形県側に降りて286で宮城県に戻ると言っていた。
そのコースもいいなとちょっと思ったけど、暑さと空腹でヒヨって戻ることにした。
今思えば行けば良かったかなあ。
結局スタート地点の遠刈田温泉まで降りてきた。
朝の探索で気になっていたハンバーガー屋に入る。
あー美味い!
デカイサイズにすればよかった。
こけしも名産らしい。
まだ時間あるので近くの人工湖まで行こうと走り出したのだが、あまりの暑さで途中で引き返す。
駐車場に戻って温泉でも行こうかなあと思ってたけどこれまたあまりの暑さに風呂も入る気がしない。
駐車場のトイレでボトルに水汲んでウエアのまま頭からかぶったら少し涼しくなった。
もー今日はこれでおしまい。
町営駐車場の正面にちょうど飲食店あったんで入ったら地元産の豆腐が美味しかった。
牡鹿半島一周(宮城県)
東北の海岸沿いは震災以後行ってなかった。
画面であの惨事を見たら手助けもできない人間が興味本位で行く場所ではない気がするし、正直リアルで見ることを避けたくもあった。
ツールド東北のコースをルートラボで見つけたので、そろそろ普通にサイクリングできる時期ではないだろうかと思い行ってみた。
デポ地は道の駅郷品の里。
夜中1時頃に到着。
いつものことだけど始めて来るデポ地は確実に利用できるかわからない。
サイクリングの新鮮味が薄れるので下調べは必要最低限しかしないんだけど拠点だけはかなり慎重に探しておく。
これに失敗すると時間の無駄になるから。
ここは広くてコンビニも温泉もあって申し分ない。
ただ車中泊の車が多く国道も面しているので少しうるさい。
コンビニでビール1本買って速攻で寝る。
爆睡して朝6時に目覚ましで起床。
牡鹿半島をツールド東北のコースを参考に臨機応変に変更して走るつもりなのでまず石巻に向かう。
立ち並ぶ家々の殆どが新しい。
この辺りにも津波が来たことが伺える。
広がる水田が美しい。
実はデポ地の候補でもあった石ノ森章太郎記念館の周辺を見に行く。
仮面ライダで使われた車両
ベースはなんとNSX!
勿体ない!笑
日和山公園
太平洋とこれから目指す牡鹿半島が望める
散歩してる老人がこの猫がここの主だと言っていた。
海岸沿い県道240を走ったけど復興工事のトラックばかりで自転車は走りにくい。
途中にあった津波で立ち枯れしたのであろう木が残されていた。
牡鹿半島に入る。
サンファンヴィレッジ
最近できたばかりのようでとても綺麗な施設。
眺めも最高なのでおススメ。
リアス式海岸なのでアップダウン激しい。
この石の方向で斜度がわかるかなあ?
チューブが切れて一瞬でエアーが抜ける。
パンク修理。
半島先端にある仮設食堂
グーグルマップで食事で調べたら出てきた
ほんとにこんな場所にあるのか?と思って行ったらあった。
プレハブに何軒かの飲食店がある。
昼時なのにあまり人はいなかった。
支援の意味も込めていちばん高い刺身定食を注文。
半島は復興と言うか半島中に防潮堤を築いていて盛んに工事がおこなわれている。
まあ人命のためなんだろうけど、海沿いの景色が全て防潮堤ってのもなんかねえ。
原発の街のモニュメンもが物悲しい
御番所山本からの展望
女川原発広報館。
トイレに寄ったのだが入った途端受付嬢に丁寧に案内されて館内巡りする事に...
メルトダウンした炉の模型が見れて良かった。
戻りの道はコバルトライン走る。
半島の真ん中の尾根沿いで山道だけどたまに見える海の感じがすごく良かった。
女川の街にてで国道398で戻る。
石巻線は部分的に海抜ゼロメートルの場所を走っていた。
道の駅上品の郷に戻り温泉に入ってビール!
最高に美味い。
はらに売店でホヤ蒸し買って外で飲み。
周りは水田なのでカエルの鳴き声がすごい。
東京に住んでるとこう言うのもなんか風情を感じる。
そしておやすみなさい。
寝るのに快適な車じゃないけど、疲れてビール飲んでるので爆睡。
そして翌日、
帰り道なので福島第1原発付近を通ってみた。
高速道路を相馬で降りて国道6号線を走る。
相馬あたりは全く普通の生活って感じだったがだんだん農地が荒れ果ててくる。
ここから帰宅困難地区
自動車以外通行止め
監視員もいてオートバイや自転車、徒歩は通れない。
カーナビに尋常じゃない通行止めの表示。
こんなの表示初めて見た。
あの日以来時間が止まっている。
逃げてそのままの状態。
まるでバイオハザード。
ところどころに線量計が置いてあったりして、それは人が住めない数値を表示している。
これを目前にすると原子力って人間がコントロールできる範囲を超えてるんじゃないかと思ってしまう。
埼玉県飯能市〜有馬峠〜三峰神社 サイクリング
埼玉県の飯能から秩父へ抜ける有間峠が1ヶ月期間限定で通れるらしいので行ってみた。
埼玉の山にありがちなあまり展望も無くありきたりな林道。
しかも山伏峠より険しい思いをして秩父に抜ける道なのだから普段生活に利用する意味が無いほぼ無い。
展望スポットに無神経に駐車するハイカー達。
お腹が空いていたのでおいしい。
もうちょい近いのかと思ったら遠いし結構登る。
バイク弁当なる店発見。
ツーリングの人たちがたくさんいた。
渓流の荒川を望みながら走る道は、いつも走ってる荒川CRの水はここから流れてくるんだと思い感慨深いものがある。
しかしこんな田舎なのに車が多い。
雁坂トンネルが出来て交通量が増したのかもしれない。
三峰神社に向かって登りだすとなんか渋滞している。
道が狭くて対面通行で難儀してるみたい。
神社まであと4キロくらいから車は全然動いてない。
ファミリーなんて運転手置いて歩き出す始末。
駐車場のキャパ不足で永遠順番待ちをしている。
三峰神社に着いたらバス待ちの人たちが長い行列でぐったりしている。
バスも渋滞で機能していない状態だった。
車もバスも休日に行ってはいけない観光地だと思う。
その点自転車はスイスイなので逆にオススメかも?
正直有馬峠は退屈だけど全体としては悪くないコースだった。
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