福生通信

自転車であちこちに行った備忘録

Foertrex 101

GPSmap60CSJはハンディGPSでナビゲーション機能については現状で最高の性能であるが、スポーツサイクルで使うには筐体が大きく、なんといってもハンドルマウントがはっきり言って使い物にならない。先日も振動に耐えきれなくマウントが破損してしまい、代理店に質問したところ、アクセサリーは補償の対象にならないとの回答が来た。マウントしないで荷物として持ってるなんてナビとしての意味が半減してしまう。
という事で最高にシンプルなGPS端末、FORE TREX 101を購入してみた。写真の通り、サイコンより少し大きい程度のサイズである。マウント方法は付属のベルクロで巻いているだけなので、見かけはスマートではないが、マウントに不都合は出ないだろう。
英語版だが日本語チュートリアルがネットで公開されている。必要な機能を使うのに覚えなければならない単語なんて大した数でもないようだ。
これは地図が内蔵されていないので、出先で検索してポイント設定してナビをするとことは不可能。いやポイントの緯度経度が分かれば可能なようだが、調べる手立てがないだろう。あらかじめ自宅のPCでポイントなりルートなりをアップロードしておいて、はじめてナビゲーションとして機能する。
まだ本格的に使っていないが、自宅周辺にウエイポイントを設定して走ってみたところ、白地図には現在地とポイントまでの位置関係が表示されて、コンパス画面にはポイントまでの方向と距離が表示されるので、迷った時に確認する程度なら十分かと思われる。
トラックログ、ルート、ウエイポイントは、map60CSJと同じ容量で記憶できる。
トリップコンピューター機能も充実していてサイコンと同じように使える。ただGPSはサイコンより明らかに反応鈍いし、衛星の電波が微弱になると間違った場所の記録を取ってしまうので精度ではサイコンには劣るだろう。
自分は道案内してもらうことが多く、GPSはログ取りと現在位置確認だけで十分ってことが多いので、map60CSJより役立つかもしれない。