福生通信

自転車であちこちに行った備忘録

三浦半島

開けた高台の急斜面を青い空に向かってペダル踏み込む。
内陸から吹く北風に少し助けてもらい登り詰めると海が広がっている。
遥か昔になんども繰り返し見た光景のような気がした。
きっと、多分、よくあるシーンとして海の見えるシチュエーションがこうなのだと思い込んでいるのだろう。

午前中に50kmくらい走って、いつもの油壺にある海の美術館で昼食。
南に向いたオープンエリアは真冬とは思えない暖かい日が注ぐ。
入り江は静かで、波の音すらしない無言の海である。
もうダメだくらいガンガン走るのもいいが、のんびりツーリングもこれまたいいもんである。
ようするに自転車は楽しいと再確認した日であった。

 
88km  3100kcal