福生通信

自転車であちこちに行った備忘録

京都貴船の川床

京都の夏の風物詩。
川床。
有名なのは鴨川だがあそこはオープンテラス形式である。
今回は渓流の数十センチ上に床を張っているエクストリーム感満載な貴船を選ぶ。
 
京都市内からはちょっと遠い。
いちばん乗り換えの少ない路線で近くの駅に行ってそこからタクシーに乗る。
 
さすが観光地だけあって運転手さんの観光案内と言うかうんちくが面白い。
ホテルに着いた時は夕立が降っていたのだが雨は上がって青空も見えてくる。
 
貴船口駅を過ぎると川沿いの林道のような道になる。
すぐに旅館街を左に、右の貴船川にはすだれに囲まれた床の景色となる。
車がギリギリすれ違い出来る幅で観光客も沢山歩いてる。
そんな道でも慣れてる運転手さんは余裕。
 
運転手さんが貴船神社で降りて歩くのがお勧めと言われて手前で降ろしてくれる。

 
貴船神社を歩く。
観光客は外国人と日本人半々くらいだろうか、川床目的ではなく神社仏閣周りの観光客の多いようだった。

 
ほどなくお店に到着。
直前まで雨が降っていたため、雨水拭いたり、座敷用意したりと従業員はてんてこ舞いのようだ。

 

床に案内される。
渓流の数十センチ上に床が張られてる。
ゴウゴウと水の流れる音がする。
上流から肌寒いくらいの空気が降りてくる。
なんとも体験したことのない空間。
パイレーツオブカリビアのレストランみたいな非日常感。

 
飲みのものオーダーを聞きに店員が来るが、以外と大雑把にビール、日本酒、焼酎見たいなメニューしかない、
ここはもうちょい拘りが欲しいとことかな。
貴船の川床ってちょっと敷居が高い場所かと想像していたけど、ぜんぜんカジュアルだった。
でも外国人が殆どいないのでちょっと特別な場所なのかな?

 
料理が運ばれてくる。
特別高級な素材を使ってるわけでもなく一般の旅館料理みたいな感じ。
京都の歴史を踏襲してる川床。
一生にいちどは体験してもいいんじゃないかと思う。