福生通信

自転車であちこちに行った備忘録

京都で年越し

京都の年越しといえばゆく年くる年で毎年中継されているし何か特別なイメージがある。
と言うことで体験しに行くことにした。
 
年末ギリギリだったが東横イン検索したらたまたまなのか空室はひとつ見つかった。
しかも大晦日でも休日の割引料金だった。
当日10時過ぎに現地に着いてホテルに車置かせてもらう。
京都市内は時間貸し駐車場いくらでもあるが休日は最大料金無しとかクソ高いので東横インはほんと助かる。

いつもの案内役?茜ちゃんと合流して今回は四条通りを烏丸からブラブラ探索する事にする。
四条通りは八坂神社に面した目ぬき通り。
通りの左右は繁華街がひしめく。
路地の通りにも全て歴史を感じる通り名が付けられている。
やはり都として設計され繁栄してきた証なんだろうなと思う。

四条通りはあまりもに人が多いので政策で一車線減らして歩道を広げたため周辺は慢性的な渋滞となってる。
観光はこんな狭いところに車で来る必要ないと思うが住人や流通の人は大変らしい。

スプリングバレーブルワリー京都でまずは昼食。
100年の町屋をリフォームした京都らしい佇まい。
地ビールや店で醸造したビール、地元の素材を生かしたメニュー。
なかなかクオリティー高い店。


 
錦小路通にある錦市場
商店が連なり京都の食材を扱う店が多い。
年末の買い出しと観光客で入ったら前にも後ろにも進めないほどの混雑。

 
江戸時代は寺の境内にあった商店街の新京極。
有名な建物にめり込んでいる鳥居。

 
夏には川床が立ち並ぶ鴨川を渡ると祗園である。
ブラタモリでやっていた四条通りに背を向ける一力亭。

 
四条南側の花見小路。
明治時代に整備された街並みが残る。
お茶屋は地元の人でさえあっちの世界でよくわからないらしい。

 
ブラタモリでは聖と俗の境目にある八坂神社と言っていたが、実際の八坂神社は下世話な感じだった。
地元の人には祇園さんと言われてるだけあって庶民に向いてる神社なのだろうか。

 
 
年をまたぐ時はホテルにいたのだが五条烏丸では窓を開けても除夜の鐘の音が聞こえない。
イメージ的にはあちこちで鐘の音がすごいんだろなと思っていたのだが肩透かしである。
 
0時直後は人が多くて大変だと思い2時過ぎに清水寺まで行ってみた。
下調べが甘く年越しは拝観22時から2時までだった。
すでに閉まっていた清水寺

 
二年坂、三年坂など参道もガラガラ。
店も数件しか営業してなかった。

 
そのまま参道歩いて八坂神社まで行ってみた。
八坂神社だけは東京の有名どころと同じように賑わっていた。

 
 
京都の年越しは以外や静かである。
寺院はひしめいているが年越しは営業?してないところがほとんどだった。
東京の感覚だと神社仏閣の年越しはどこも夜通し明かりが点いているイメージなのだが。
 
貴船、伏見、そして今回は四条と京都は歴史的な見所がたくさんある。
この歳になって京都の良さがわかってきた気がする。