福生通信

自転車であちこちに行った備忘録

人生初の手術

13時から手術の予定
ちょっと怖いけど、さっさとやっちゃって欲しい気持ちの方が強い
午前中、妹が来て入院手続きや必要な物を買い出しに行ってもらう
よく考えたら自分の世話が出来る身内は妹しかいない
それを思うとこれから先、怪我なんかしてられないとつくづく思ってしまう
オートバイとかスノーボードとか怪我のリスクが大きい遊びは自粛しようかと
考えてしまう

手術の準備と言うことで千夏さんが足の毛を剃りに来る
足の毛を剃るのって結構時間かかる、
士気の高いローディーは手間をかけていることが判明
千夏さんは26歳であることが判明


13時ジャストに手術室に運ばれる
7人くらいスタッフがすでに待機している、まあそのうち2人は研修医のようで
おばさん医師に終止お小言を言われていた
ていうか更年期障害丸出しのおばさん医師には正直辟易した、何かにつれて小言を言う
点滴の刺し方が悪いとぶつぶついいながら、差し直された
右手の手首の邪魔な場所に
手術されるだけで不安なのに、医師が冷静でなければ余計不安になる
麻酔をするため横に向かなければならないのだが、これが激痛
痛いって言ってるのに数人で横向きの体勢にさせられる
麻酔専門医師が脊髄に麻酔の注射をする、少し痛いだけで後は下半身全く感覚が無くなる
執刀医の「よろしくお願いします」のかけ声とともに手術が始まる
白い巨塔みたい
てきぱきと作業を進めて行く
見えないし、感覚全く無いし、何をされているのかわからない
ギューンとドリルの音、改造されてるみたい
ついでだから元の状態よりもパワーアップとかできないのかな
40分くらいで手術が終わり、繋いだ箇所のレントゲン見せてもらい説明を受ける
見事というか、結構大雑把に金属が付いている

そしてまた病室へ

手術のとき入れられていたカテーテルからおしっこ出ないと言っている千夏さん
膀胱付近を何度も押すけど出ないらしい
「ちょっと考える」と言い残しその場を去る
しばらくすると医療器具のワゴン持って来て「もう一度入れ直すから」と
またもや、てきぱき仕事をこなす
作業終了
膀胱押したら調子良く出ると言って喜んで去って行く

19時頃になると麻酔が切れてきて少し痛くなってきたのでナースコール
今度は夜勤の看護婦さんはちょっと無愛想
痛み止めは一度使うと6時間空けないと使えないから我慢できるところまで
我慢していたほうがいいと言われる
そんなものなのかと我慢してると20時過ぎる頃には、もだえるほど痛くなる
ナースコール。
鎮痛の座薬を入れてもらう
30分・・・1時間・・・効かない。痛い。
ナースコール。
「全然効いてこないんですけど」
「そうですか?あと30分して効かないようなら先生に処置ききますからね」
痛い。25分我慢してナースコール。
「しれじゃ今、先生に訊きます」
10分くらいしたところで注射器持ってやってくる
肩に筋肉注射
これは即効効く
体中がしびれて気持ち良くなってきた
そのまま眠りにつく