福生通信

自転車であちこちに行った備忘録

リゾナーレ小淵沢

森の中にぽっかり出現したキリコの絵画みたいな町並みは、廃墟になった姿もさぞかし絵になっただろう。
リゾーナーレ小淵沢
経営定破綻してしまったマイカルグループが、バブルのノリノリの時期に開業した高級リゾートホテル。
一時は閉鎖もささやかれていたのだが、NHKの番組、プロフェッショナルでも取り上げられた星野佳路氏が再建して、
廃墟となるのは免れたようだ。

 
控えめな大きさだが、とても凝ってるクリスマスツリーの置いてある、エントランス。
チェックインして、施設の説明を受けながら部屋に案内される。
部屋はスタンダードだが、バスルームもテラスも広く小市民な自分には十分過ぎるくらい。
 
まずは施設の目玉、スパ&プール。
ホームページでは見ていたが、普通写真は良く見えるものだが、実際見た方が凄かった。
プールに隣接されてるジャグジー風呂は施設内から野外にもつながっていて露天ジャグジーも楽しめる。

 
ピーマン通りと言われるリゾーナーレ内のショッピングモール。
昼間見た時は冷たい雰囲気だったのだが、夜はクリスマスの飾り付けが美しい。
ここはショッピングモールと言っても、雰囲気作りのために営業してるんだろう。
大した物は売っていない。

 
夕食は施設内のイタリアンレストラン。
さすがに、口にする物全てが手の込んだ味がする。
それなりに値段はするが、味と雰囲気と見合ってるんじゃないだろうか。

 
専用の温浴施設、「もくもくの湯」は、再建後に作られた施設だが、
他の建物とバランスをとるため配慮され、モダンなデザンになっている。
奥の露天風呂は混浴になっていて、専用の着物を着用して入る。
プライバシーを配慮されてか、夜は他人の人相がほとんどわからないくらい湯船が暗かった。
 
なんかの歌詞じゃないが、夕方から降っていた小雨は雪になる。
ロマンチックもいいが、明日の帰りが心配になる。