福生通信

自転車であちこちに行った備忘録

あずみ野やまびこ自転車道

長野県安曇野市から松本市まで拾ヶ堰(じっかせぎ)と言う用水路に沿って走る自転車道
自転車道の中間にある「道の駅アルプス安曇野ほりがねの里」にデポして自転車道を松本へ向かう。
なんとなく秋っぽい風となんとなく夏っぽい日射しが交わるこんな日は夏の終わりを感じる。
県道を通って自転車道に入る。
用水路沿いなので左右は田園。道はまっすぐである。

自転車道はどこでもそんなもんだが、スポーツサイクルががんがん走るような場所ではない。
見かけるのもママリャリやレンタサイクルのファミリーが殆どである。
基本的にほとんど自転車は走っていない。人も歩いていない。
よくこんな自転車道の予算が通ったもんだと思ってしまう。
しかしこんな気候のいい日はのんびり走っていて本当に気持ちのいいところだ。
奈良井川に出たところでいったん自転車道は終ってしまう。
松本の観光地、 旧開智学校松本城を見てから来た道を戻る。
デポ地の道の駅に寄って補給。
今度は北上して目前に広がるアルプスを望みながら安曇野側の起点を目指す。

左右の柵が良く見ると自転車のデザインになっていて凝っている。
 
途中に色を塗った道祖神があった。
なんで塗っちゃうのかなとその時は不思議だったが、帰ってから調べたら安曇野には道祖神がすごく多いらしい。
そして道祖神の祭りがあり、その時に子供が色を塗るのが風習だと言う事だった。

カラフルで綺麗に磨かれているんで新しい物のようだが、1820年くらいに作られたらしい。
 
ほどなく自転車道は終ってしまうが、安曇野の観光地「山王わさび園」がほど近いので寄っていく。