福生通信

自転車であちこちに行った備忘録

静岡ドライブにて

日本の東西を分断する糸魚川静岡構造線と言う大断層線
これが日本アルプスでもあり、太平洋側は険しく切り立った山となって静岡と焼津を分断している。
東名高速で言うと日本平トンネルがその断層の下を通っている。
殆どの人は現代の道路事情の発達で、そんな壁があることなんて気が付きもせず東に西に行き来しているのではないだろうか。
地図を見ると同じ静岡県でも静岡市から藤枝市焼津市への道が極端に少ないことからも山の険しさがうかがい知れる。
 
海沿いの県道416はその山を越える道。
通称、大崩海岸と言うほど危うい地層に道を作っているので過去に何度も崩れていて現在も焼津側の一部が通行止めとなって通り抜けはできない。
そしてその道沿い、ほぼ峠の頂点の崖の上にあるカフェ「ダダリ」
断層線の南端に位置する。
駐車場も建物も崖っぷち。
店内は絶景過ぎて怖いほどである。
こんな場所によく建てたなと感心してしまう。
もと外国人の別荘だとのことだが、構造線の南端だと知ってて建てたのだろうか。