福生通信

自転車であちこちに行った備忘録

群馬県北部

沼田〜R120〜R401〜尾瀬戸倉〜坤六峠〜水上〜石神峠〜沼田
R120はスキー場に行くために何度も車では走っている。道の駅「白沢」は国道沿いではなく少し奥に入ったところにあるので、今までそれがあることに全然気が付かなかった。
今日はここがスタート地点である。
青い空に秋らしい高い雲がまばらにある。朝と言ってももう9時だったが肌寒かった。
R120特に景色が良いわけでもなくただの田舎の国道である。すぐに椎坂峠への登り。頂上には観光地におなじみのオルゴール館がある。
そこから少し下りR120はほぼフラットが続く。スノーボードではよく利用するサエラスキーリゾートの前を通り、尾瀬大橋へ。

オートバイでは瞬時に通過してしまうだけだったが、自転車でゆっくり走って眺めてみるとなかなかの絶景である。
R401に入ると景色は山岳らしくなり道は登りになる。尾瀬戸倉からは絶好の紅葉狩りスポットである。車やオートバイがとても多い。
つい先日まで濃い緑だった葉は、色が抜けてきて、この年の役目を終えようとしている。
水上方面と鳩待峠方面の分岐まで来る。

峠まで残り5km程度。ここから頂上まで全力でアタックしてみる。心拍は180以上、紅葉狩りをしているハイカーの横を激しく息を切らせて登って行く。
坤六峠は少しの駐車スペースと碑が建ってるだけで展望も何もないところだが、ひっきりなしに車が来る。ちょうど昼時なので補給を取る。日だまりが暖かくて気持ちがいい。
もう行程は半分ほどで残りは下り基調。ウインドブレーカーを着込んで奈良俣ダムまで一気に下る。相変わらずハイカーの車が多く途中渋滞するほどである。
奥利根湯けむり街道を下り湯檜曽に出る。地図によれば右側の山の中には上越線のループトンネルがあるはずである。
上越線と並走しながら水上駅前を通り上牧駅から石神峠に向かう。5km、400mほど登り。坤六峠のアタックですっかり体力を消耗してしまって今度はノロノロ登り。やっとの思い出登りき切る。

最近開通したらしい利根沼田望郷ラインを走り、スタート地点着いたのは16時過ぎだった。
道の駅の温泉に入る。露天風呂から秋の短い日が山の向こうに消えて行くのが見えた。
 
109km 1900m 3500kcal コースマップ
補給ポイント:尾瀬大橋付近のセーブオン