うなよし

美味いうなぎを食べたくなって、三島の「元祖うなよし」までドライブがてら行く。
十何年前に一度行ったことがあるのだが、もしかしたら何年か前にツーリングで来たかもしれない気もする、記憶がさだかでない。
天気予報は晴れだったはずだが、朝から曇りで富士五湖道路の山中湖をあたりから猛烈な雨が車を打ちつける。

この時期の休日だから混んでるのかなと思ったら時間が4時というせいもあって店内はガラガラに近い状態だった。
うな丼は、特上、上、並とあるが量の違いだけで、特上はフードファイトになると言うwebの情報を得ていたので上を注文。
それほど早くも待つでもなく運ばれてきた。
どんぶりからはみ出るほどのボリューム、艶やかに焼けたうなぎがすごく美味そうだ。

ああ、これがうな丼だってわかりやすい味がした。
表面は脂っこく、身は淡白、しっかりしたタレの味に泥臭さが混じる。
丼もので酒もないのでがつがつ食えてしまう。
美味しくいただいたが、けっこうしつこいのでこれ以上は食えないって感じである。
なんかのついでならたまには来てもいいかなと思えたが、わざわざ目的地にするほどでもないかもしれない。
じつは自宅の近所にも美味いうなぎ屋があったりする・・・。
帰りは箱根経由の道を選ぶ。
箱根はオートバイや自転車で何度も来ているのに車では一度も走ったことなかった。
去年、自転車で走った時は全てにおいて新鮮に感じた箱根も、車で来ると自分がそこにいる実感が乏しく感じる。
視界や匂いや風など周りの情報が遮断されて着いてしまうからなのだろうか。