福生通信

自転車であちこちに行った備忘録

風張林道

大河内ダム〜今川峠〜奥多摩周遊〜桧原村役場〜風張林道〜風張峠〜大河内ダム 
先週に引き続き激坂チャレンジということで今回は風張林道である。
友人に車で迎えに来てもらい奥多摩湖の大河内ダムにデポ。
風張林道だけ登るなら桧原街道側がいいのだが、駐車場の検討が付かないので奥多摩湖側からスタートである。
コースは奥多摩周遊を山越えして桧原村役場から風張林道を登るのだが、それだけでは少し短いかと思い、http://d.hatena.ne.jp/yousendmelove/20050718:TITLE=前回行かなかった今川峠も回ることにする。
7時半頃にスタート、国道411号線を塩山方面に向かう。朝は曇って涼しかったが、急速に晴れてきて、残暑と言うのがふさわしい天候になっていた。全体的に登り基調で15km程度走り上野原方面の標識を左折すると今川峠入り口になる。
最初の1kmくらが10%を超えるような激坂だったが、それを超えてしまうと並の斜度で頂上まで到達する。山頂少し手前は真っ青な空に山々の景色がとても綺麗だった。139号線に向けて下る南側斜面は結構な斜度が続いていたので逆コースの登りは大変かもしれない。
奥多摩湖方面に戻り今度は奥多摩周遊を登る。3月26日に初めて登った時は、この程度の斜度と距離で精一杯であったことを思うと、今はほとんど怪我から回復していると思える。
最後に風張林道と言うメインイベントを残しているのでペースを押さえ気味に登っていく。あいかわらずオートバイや車のローリング族が多いが、この日は自転車もよく見かけた。
風張峠で風張林道の出入り口を確認。鉄のゲートが閉まっていて通行止めになっているが、自転車や人であれは脇から出入り出きるスペースがある。
ここを下って登り返すって手もあるが、同じ道の往復はなんとなく新鮮味が欠けてしまうし、ロードバイクで激坂下るのは嫌いなので、五日市側から入ることにする。
周遊を下り都民の森で一休み。自転車が3グループで10台くらいはいた。
GPSを見ると、都民の森から上川乗まで約10km、桧原役場まで20km程度であった。
実際走って行くと結構下っている。これだけ長く下る分をわずか半分の距離で登り返すことになるとおもうと、風張林道がいかに険しいのか嫌が上でも想像がついてしまう。
桧原村役場から登りは始まる。
思ったより綺麗に舗装された広い道が続く。隣に流れている北秋川のせせらぎは東京から程近い場所とは思えないほど清らかである。
途中、神戸林道に行く道の分岐があるが、それを北秋川沿いに進む。風張林道は地図に載っていない。事前にGPSでナビゲーションを設定してつもりだったが、上手くいっていないようで、日向平と言う場所で道案内が途絶えてしまっていた。
そして、この場所が風張林道の始まりである。
6.6km、650mを登り始める。一車線程度の林道を舗装しましたと言う感じの道が続く。斜度も最初から10%程度であろう。ここまですでに85kmを走行していて、フレッシュではない足には最初から応えた。
とりあえず足を付かないで登りきることだけが目的であるので、体力温存で登っていく。
なんとか真っ直ぐ登れるので須走口のような凶悪な斜度ではないようだ。しかしずっと激坂は続く。GPSの高度計の上昇がものすごく早い。もう淡々と登るだけである。
連れの友人は最初から殆どダンシングで登っている。自分より少し速いペースだが、今までの経験上最初からダンシングしている人は途中で体力が切れてしまう傾向にある。案の定、超激坂部分で自転車を降りてしまった。
ネットとかの情報できいていた「きのこセンター」はだいぶ登ったところにあった。多分このあたりが中間地点あたりである。
残りどのくらなのだろうか、GPSが設定できていないので高度だけが目安である。
そのうちオートバイが走り回る音が聞こえてきた。きっと周遊が近いのであろう。しかしペースが遅いせいかなかなかゴールには到達しない。このコーナーを越えればゴールか?と思うこと、その先には相変わらず険しい斜度が待っている。
道路左に風張林道を記した杭が立っていた。そこを過ぎると、来るときに見た風張峠の黒い鉄門が見えた。
最後はもう止まりそうなくらいのペースだったが、なんかと完走できた。
6.6km、650mを1時間1分で登った。
須走口よりは険しくないのだが、チャレンジ前に峠二つ超えていたのでその分きつかった。
友人も5分遅れくらいで到着。水も底をついていたので、さっさと周遊を下り売店に向かった。
 
走行距離108km、累計標高1800m、消費カロリー2450kcal