福生通信

自転車であちこちに行った備忘録

野反湖(群馬県)

ほんとはハルヒルのために榛名登る予定だったが、体調が優れなく全力で走れそうもないんで草津に向かうことにした。
 
道の駅八ッ場ダムに寄ったらなにやらロードバイクを準備してるグループがいる。
どの行くんだろうとグーグルマップ見たら野反湖まで片道30キロで行けることに気がつく。
もう思い付きで野反湖にまで走ることに決める。
そのグループに話しかけたら草津白根高原道路まで行くらしい。
ここからだと草津まででも結構登るよね。
フラペがいるようなグループでもう11時なんだけど遅くないか?とおもう。
 
道の駅ではちょっと暑いくらいの気候だったので春もの長袖ジャージに長レーパン、指ぬきグローブ。
ウインドブレーカー持っていけばなんとかなるだろうとスタート。
  
国道405沿いに流れてる渓谷がエメラルドグリーン。
石灰混ぜて中和させた水かな?
野反湖も中和してんのか?とか思っていたが、後で調べたら野反湖はほぼ分水嶺にあってその水は日本海側に注ぐらしい。

下調べ全くしてないし野反湖行くのも初めて。
国道405はどんどん寂しくなって自転車どころか車も殆ど通らない山道になる。
展望も無く登り続ける。
標高1000メートル超えて寒くなってくる。
どこまで登るんだ?
あと10キロもある。
1300mで残り5キロ。
気温は5度を切ってまじ寒い。
特に指ぬきグローブなんで指が痛い。
片方の手を交互にお腹に入れて温めながら登る。
今は登ってるから体は暖かいけど下りが危惧される。
どんどん雪が増えてくる。

まじかよって感じの雪。
野反湖ってイメージ的に高原のオアシスだったのにこんな険しいとは。
もう根性で湖までたどり着く。
湖凍ってるやん!
もう風が強くて自転車に乗れない。
なんとか建物の陰に避難。

 
寒い寒い。ウインドブレーカー着てスマホ用意して吹き飛ばされそうな風の中湖畔まで行って必死で写真を撮る。
 
 
ここから先4.5kmまで道は続くらしいがもう無理!
速攻下る。
途中止まって手をたためること2回。
標高1000mまで下るとようやく寒さは落ち着いてくる。
蕎麦屋を見つけて飛び込む。
いや無事に戻って来られた。
 
 
次回から少しは下調べしようと反省。
 
しかしこの渓谷は美しいね。
品木湖からの水が流れてるんだろう。

 
この日は草津まで行って温泉入って天狗山の駐車場で車中泊
草津の街まで飲みに行きたい気もしたけど天狗山から歩いて行くには遠すぎるよね。
外気温2度なんで夜中寒くて目がさめたけどさらに手持ちのサイクルウエア着込んで朝まで爆睡だった。