福生通信

自転車であちこちに行った備忘録

転倒

いつものメンバーとMTBで狭山まで走りに行く。
一月くらいずっと完治しなかった風邪は大分良くなっていたが、まだ少し残っていた。
本調子ではなかった。
いつものごとく狭山のダートを走り、そろそろ今日も解散になる頃だった。
3メートルらいの遊歩道、フラットで真っ直ぐな固く踏み固められたダート。
なんとなくダンシングで走っていたら、いきなりフロントを取られて滑って転倒してしまう。
左足大腿部付け根部分を強打、体を横に「く」の字にすると一番突き出る場所である。
この部分はビンディングで足が外れない時に路面に激突しやすい場所かもしれない。
以前にもビンディングが外れずこんな転び方した経験がある。
やはり瞬時に足が出せないビンディングは転倒時のリスクはある。

転んだ瞬間、今まで経験したことのない痛さ、こりゃやばいと思う。
全く通行が無い場所なんだけど道の真ん中だったのですぐに路肩に這って移動する。
しばらくすれば動けるか、5分くらいして立ち上がろうとしたが左足に力を入れると激痛でまったく力が入らない。
みんなが戻って来てくれて、自力では動けないことを告げると救急車をすぐに呼んでくれた。
携帯で友人に自転車回収を頼んでみると引き受けてくれた。

病院に着いた。
救急患者が沢山いて20分くらい放置される、サイレン鳴らして急いで来た意味が無いじゃん。
レントゲンを撮り骨折が判明した、入院、手術が必要と言われすぐに病室に運ばれる。
この時点で18時くらい。「あさって手術ですからそれまで安静ですね」と茶髪で氷川きよし似の看護士が言う。
点滴刺されて放置される。
携帯使っちゃいけないのはわかっていたけど、このままじっとしているわけにもいかないので、妹、会社、自転車引き取り頼んだ友人にベッドから電話する。ほんと携帯って生活必需品ていうか人生必需品。
7,8年前までこれ無しで生きていたなんて不思議に思う。
悪いから来なくていいと言ったが、友人が20時頃訪ねてきてくれた。
すごく喉が乾いていたのでジュース買ってきてもらう、ありがたかった。
21時頃、会社の人が二人来た。会社には本当に迷惑かけてしまう。